「緑道は宝」とは

私たち『緑道は宝』は、「緑道が好き」、「緑道を大切にし、守りたい」と考える市民グループです。

緑道を設計された上野泰氏の講演(2023年4月)を聴き、集まりました。


都筑区の丘陵地に広がる港北ニュータウンは、開発時、地区内の緑道を骨格として、

公園や民有地の斜面樹林などを連結させた「グリーンマトリックスシステム」で、緑を大切にするつくりになっています。

また、人と人をつなぐ大きな役割を果たしてきました。


この公園・緑道は、市民が誇りに思う都筑区の財産です。


都筑区内には、現在143ヵ所、総面積約131㎡の公園群があり、緑道は全長15kmにも及びます。私たちの暮らしに身近な、緑道・公園を維持するには毎年莫大なお金が必要です。

今後、人口減少での税収減、市民参加の公園愛護会の高齢化やメンバーの減少で、緑道の維持管理が難しくなるのではないかと考えます。

また、都筑区は転出転入の多い地域であり、まだ緑道の魅力に気づいていない人も多くいます。

そこで、緑道の歴史や魅力を伝え、対話し、都筑区の宝として発展させること、現状の課題の把握や今後について、一緒に考える人たちを増やしていこう、と、『緑道は宝』を発足しました。


【目的】

緑道を核にしたまちづくりの歴史を知り、その価値を共有する人の輪を広げ、伝承し、未来へと繋げて行く。


【現在の活動】

公園緑道で行われるイベント、維持活動などが誰でも分かるような、HPやインスタグラムで発信するのはどうか、という意見から、TSUZUKI 緑道 CALENDAR(つづき りょくどう カレンダー)を作成しました。

・地域の団体のイベント情報の集約カレンダーとして機能させ、人と人をつなぐ。

・公園、緑道の歴史や魅力を市民に伝え、対話を生み、都筑の宝として発展させる。

・公園、緑道に関わるイベントや活動を広く知らせ、参加の輪を拡大する。